2023/01/27 08:05
子供の頃から、登下校中に道端に咲く花を見るのが好きでした。
背丈のあるお花は摘んで持ち帰って飾り、なかでもカラスノエンドウやツユクサは葉っぱも綺麗で好きでした。
庭に咲くバラやあじさい、ミヤコワスレなど、母が飾っていた影響があるのかもしれません。
今は、小さな頃と比べると道端に咲く植物が変わったな、と感じます。
お小遣いで、時々お花を買いに行くこともありました。カスミソウや、ソリダコなど1本だけ買って、いつもより大きな花瓶にいけて、部屋に置くのが嬉しくて。
花を見ると、当時の気持ちがじわっと広がる感覚はありませんか?
ブーケやアレンジももちろん好きですが、一本の花をまるごと愛でるのも好きです。
摘んだお花をガラスのコップにいけて、まるごと眺めていた感覚と同じ。
茎の曲がりや葉っぱの形、花の咲き方、隅々まで不思議で面白くて、そんな楽しみ方も出来たらなぁと思ったのが季節のお花便です。
お気に入りの花瓶や小さなグラスなどに、それぞれいけても良いですし、何種類か組み合わせても面白い。
ご相談で、「どうやって合わせたら良いかわからない」というお声もよくありまして、
もっと自由に、楽しみを発見出来るようにできたらなぁと思うのです。
触れてみて、花だけでなく茎や葉もまるごと眺めてみると、表情がみえてきて、洋服を着るように、器選びも楽しくなってくると思います。
うまく伝えきれない部分もあるのですが、そういった楽しみ方ができるようなヒントを詰め込んだ、お花たちをお届けできたらなと思っています。
お花のお手入れメモもお付けして、お送りします。
